[映画] ビックフィッシュ(ネタばれご注意)


君がデカイんじゃない、この街が僕らにとって小さすぎるんだ


世の中は「白か黒」もっと言えば「虚構か現実か」で必ずしも二分される訳ではないというメッセージがこめられている。
こういう話は大好きです。結局父さんの話がどこまで本当だったかは分からない。だけどその話の登場人物は確かにいて、ラストで全員が集合するシーンでは涙がとまりませんでした。そしてエドワードが本当に格好いい!
あの一面の黄色い水仙の中プロポーズなんかされた日には誰だって彼を選ぶかと。…というかそれまで婚約していた男(名前忘れた)の魅力が分からない。彼のどこに惹かれたのサンドラ…。市長の娘もそりゃ惚れるよね。彼女のどうにもならない想いにも、切なくて涙が出た。

俳優陣の話をすれば、もうユアン・マクレガーアリソン・ローマンが最高!…という頭の悪い感想しか出てこない…。2人ともすごく綺麗でした。最近SWのEP3を見たばかりなのでユアンの細さにびっくりした。どうしてあの映画ではあんなにふくよかな体(ひかえめな表現)になっていたんだろう。あとスティーブ・ブシェミはぶっとんだ役似合いすぎ(笑)いいキャラですが原作にはあまり出てこないのですね。

何度でも見たい映画。関係ないけど「人気者の父親を好きになれない、僕がおかしいのさ」という息子の気持ちは大ヒットして評価も高い映画を少しも面白いと思えなかった時の孤独感と似ている気がする。しないか。