スター・ウォーズ エピソード３／シスの復讐

ネタばれにご注意下さい

これは一つの時代が終わる物語だ

ツッコミ所もたくさんあって「スターウォーズなんてつまんないじゃん。何が面白いの？」と言う人の気持ちもよく分かるのですが、好きという気持ちに理由はいらないと言うかむしろそんな欠点すらも愛しいと本気で言える映画です。心の中でね。友達には言えないけどね。ＥＰ１とＥＰ２の公開時当初、あの出来にルーカス監督の悪口を言い続けた私に会いに行って伝えたい。2005年の夏を待てと。そして「何で若オビがユアン…」とガックリした自分を殴ってやりたい。最高だったよ…。例えグリーヴァス将軍と戦う時のポーズがいちいち変でも目をつぶるよ…！
勢いあまって小説も読んでしまいました。３ＰＯが記憶消去されたのは、オーガナ議員が「彼らを私の娘のドロイドにする」と部下(アンティリーズかな)に言ってたのを聞いた３ＰＯが、「アナキン様とパドメ様の子供の傍にいられるなんて！ご両親のことをお話できる日が楽しみだ」的な事をオーガナ議員の前でＲ２に喋ったからでした。ここ結構重要だと思うんですけど…何であれだけかな…。
あと小説だとアナキンがかなり狂ってて怖かったです。結局彼は「パドメを救うため、彼女の為だ」と言いながらも「彼女を失いたくない」と思う「自分」のために行動してしまったわけで…。自分の事だけを考える。それこそがシスへの道に繋がっていたようです…。
しかし本当に悲しい話だった。救いがない。……でも希望が残ったと考えるべきなのでしょうか…。思い入れが強すぎて感想がかなり長くなるのでこれからちょこちょこ思いついた時にまた書こうと思います。何故って語り合える人がいないからさ。スター・ウォーズ見てる人なんて周りで皆無。何でだ…映画館じゃ結構女の人もいたんだけどな…(泣)

「最も暗い時は夜明けの直前に訪れるものだ。諺にもあるように。例えそれが遠い彼方にある、乾ききった惑星の二つの太陽の夜明けだとしても。」

　　　　　　　　
（ジョージ・ルーカス　　〜サントラ版のコメントより〜）