スパイダーマン 1、2 (ネタばれご注意)


大いなる力には大いなる責任が伴うのだ


いま風に言うと「スパイダーマンビギンズ」と「スパイダー・マンの日記〜キレそうな私の12ヶ月」ってトコロでしょうか(違っ)。特に2が好きです。ヒーロー業て確かに大変だよね…としばらく真剣に考えてしまった。自分の生活(バイトや学校)や人間関係を捨ててまで、世の中の人々を救う必要ないんじゃないの?とピーターは気付きます。そこら辺からストーリーにぐっと引き込まれて、あの有名(?)な電車のなかで担がれシーンで泣きました。客の中の一人がピーターを見て「まだほんの子供じゃないか」みたいな事を言いましたが 中の人はもう30歳です と泣きながらツッコミいれてしまった。あ〜撮影時は29歳?28? どっちにしろ童顔です。
ピーターがヒーロー業を続けるのは、最初はベン叔父さんの死亡に(間接的とはいえ)関わってしまった責任からだと思いましたがだんだん変わっていったのかな。長年片思いし続けた最愛の人とのキス中でさえパトカーの音に反応する姿は、責任感からというかもう条件反射の域に達してしまっていますね。悲壮感漂います。2007年に3が公開されるようなので非常に楽しみ。ハリー(NOT魔法使い)との友情はどうなるのでしょう。でも悪役が3人いるらしいという噂をどこかで聞きました。怪人大量生産です。
勘弁してください。
金かかってるくせにアクションが肉弾戦で地味という意見をよく聞きますが、スパイダーマンは手から糸を出せても波動拳とかは出せないのでしょうがないかと。ぶっちゃけてしまえばスパイディは「糸出し」と危険を察知できる「スパイダーセンス」、それと「強靭な力」を持っているだけなので、「スパイダーマン」とはその能力のみでNYの平和を守ろうとする彼の姿に人々が心を打たれる話なのです。
……嘘です。


近々ファンタスティック・フォーも公開されるので必ず見に行きたいと思います。でもこういうのって何か放射能に対して夢見すぎだと思うんですけど。理系の人は気になるだろうな…。