チャーリーとチョコレート工場  

ネタバレですよ!!






見てきました!チャリチョコ!え〜まず一言。
傑作です。
いやぁいいものを見た。
前に見た映画が「容疑者〜」という、「踊る〜」ファンの中でも新城賢太郎・・・というかキャリア組ファン以外の人々が全く楽しめない内容のものだったので、この映画を見て「あぁ!!映画って本来こういうものだよね!」と正気に戻った感じがします。しかしそんなチャリチョコも万人向けではないようです。そうかな?
オープニングの音楽がえらく格好いい!!と思ってたらダニーさんでした。スパイダーマンの時も思ったけど本当にいい映画音楽を生み出す人ですよね・・・。サントラ欲しい。買っちゃおうかな。
内容はブラックだブラックだと言われてましたがそうでもなかったです。子供向けにしては・・・という意味??どっちにしろ小学校の頃にビデオで「ビートルジュース」を見てからティム・バートンに惚れ込んだという、人には絶対言いたくない経歴を持つ私には関係ない話でした。というかこれディズニーでやれば良かったのに!そしたらまた新しいアトラクションが出来たのに!どこでもいいから作ってくれないかな。あぁでも最近映画会社どころがテーマパークの垣根をも越え始めたUSJが作ってくれそうな気がします。頑張って!絶対乗りにいくから!!


・・・そろそろ本編の話にうつります。
笑いあり感動ありの話でしたね。とはいってもおそらく本編で一番の感動シーンが序盤で既に出てくるあたり、ひねくれてますね。もう大好き。
主人公の男の子やじいちゃんがすごくいい人に見えてましたが、よく考えりゃ周りの子供が次々とえらい目にあっていくのに、ウォンカに怒るでもなく恐れるでもなく、脱落していく子供たちをちょっと心配するだけというチャーリーの最強精神はすばらしいと思います。さすがです。家が有り得ないくらい傾いてても彼は気にしません。家族の大切さをその年で理解し、「親なんてこっちが何かしようとするとすぐに邪魔するじゃないか」と言う引きこもり士・ウォンカに対し、「それは子供を愛しているから、危険から守るためなんだよ」と至極まっとうな答えを即座に言うチャーリー君。あんた何者なんだ。彼の母親は育児記録をまとめて、全世界に出版するべきだと思います。関係ないですけど、この母親可愛いな〜どっかで見たことあるな〜って思ってたら「ビック・フィッシュ」に出てた市長の娘役の人でした。やっぱり可愛い。
イカれた子供たちや親、キモ可愛いウンパルンパ族らをぶっちぎりで追い抜いてキャラ立ちしているのがウィリー・ウォンカBYジョニー・デップです。あ〜可愛い。明るく振舞おうとしていながら、途中でふと見せる呪われそうなくらい怖い真顔がまたイイ・・・!最高です。鼻に付く金持ちおじさんから名詞をもらって即座にポイッと投げ捨てるとことか、その人に向かって「あんたって変な人!アハハ!」って言っちゃうとことか大好きです。たとえ引きこもり士でも私気にしないよ!!(何言ってんだろうこの人) 今アマゾンでカレンダーの予約が始まってるそうですが、非常に欲しいです。でも買ってしまったら二度とこの部屋に友達を呼べない気がする。どうしよう。もっと目立たない感じのグッズ発売してくれないかな・・・。あ、もちろんDVDは買います。(決定事項)



本編が始まる前の予告でティムの最新映画が流れてました。音楽が「ナイトメア〜」だったよ?まだ完成してないの??「コープスブライド」・・・え〜、直訳すると死んでるお嫁さんってとこでしょうか。あ、意外といいですね。もしくは「死体花嫁」とか。
うん、絶対子供に見せちゃいけないってカンジ。(若者ぶってみた)