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PAPUWA (10) (ガンガンコミックス (0679))
- 作者: 柴田亜美
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2006/09/22
- メディア: コミック
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- 作者: 柴田亜美
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2007/03/22
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前回買ったときは終わっちゃうのは寂しいって言ったけど!撤回します!
ここへ来て物語の破綻度合いがスゴイ。南国〜の時の方が面白かったかな、やっぱ。
このマンガは(まぁこれに限った事ではないですけど)その場しのぎで書いてるんだろ〜なぁと
しみじみ思ってしまう内容でして、何ていうか物語の構成を長期的な視野で考えてはくれまいかと
イチ読者として、偉そうに思ってしまうワケです。今回やたらとそれが顕著になりました。
やっとやっと、マジックとコタローの関係に焦点が絞られると思ったんだけど!ネタばれ読んでたら
そうでもないらしい・・・というかミツヤ編からガタガタと崩れていくらしいです。
どうした。一体。
だいたい青の一族が人工授精で生まれてくるって、そんなこと!サラッと!今更!
みんな異母兄弟になるって事ですか?マジック達4兄弟はみんな金髪碧眼でお父さんそっくりだけど
どんだけ優性遺伝子なのよって話。子供作るのって自分の意思でするのかな・・・・。だとしたらマジックが
コタローを生んだ(ものすごく変な日本語・笑)意味がよく分からないっていうか。
マジックが同じ力を持つ子供の登場を危惧していたなら、そもそもシンタローさえ生まれてこなかったよね。
まぁ作者さんはそこまで深く考えてないでしょうから、こっちが色々考えてもしょうがないんですけど。
南国〜の時にシンタローは「母さんは死んじゃったけど」って言ったよね?何も知らされずに育ったの?
まぁマジックの偏愛ぶりからそれでも納得出来るけど・・・・ホントの事知った時はショックだろうな・・・。
あ、この場合ショックなのはキンタローとグンマかな?あぁでもこの二人は知ってそうだなぁ。
研究者だし。って色々考えちゃうけど、深読みするだけ無駄でしょうね、きっと。
ってかハーレム率いる特選部隊は何故そんなにリキッド好きになったんだ・・・。
これはトシゾーにも言えるけどちょっと脈絡なくてよく分からない。ウマ子→アラシヤマはよく分かる!笑
女の子扱いしてくれる人って今までそんなにいなかったんだろうなウマ子・・・。
こういう人物の心理描写って大事だと思うし、何より過去に書いた内容の設定を変更しないってのは重要な
ポイントだと思います。書きたいトコだけ思いつくまま書いたって、物語が崩壊するだけなんだよね。
リキッドは何がいいのかホント分からない。作者のお気に入りとしか思えない。
主軸はコタローなの?リキッドなの?
10巻はシンタローファンからすれば美少年〜ナイスミドルの変貌が見れて大変オイシイ(笑)巻でしたが、
話自体はやっぱりダメだなぁ。ソージがアレってのも、後付もいいトコだったし。
それでもマジックとコタローの和解?を見たくて読んでましたけど、次ではすっかり肩透かしくらうみたい
だし・・・。好きな作品だっただけに、残念です。もぅ次巻からは買わずにいこうと思います。